K1 krushとKHAOSの違いは？K1の仕組みは？

K1 Krush（クラッシュ）とKHAOS（カオス）の違いについてまとめてみました。K１は他にもK1 アマチュアやK1最高峰のK1 WGPがありますので、K1の全体的な仕組みについてもまとめてみました。

また、K1 世界王者がどういうロードマップを歩んできたかも調査してみました。

K1 KrushとKHAOSの違いは？K1の仕組みは？

K1にはK1 KrushとK1 KHAOSとかあり、初期のK1をよく見ていた世代にとっては少し複雑になっています。そこで、K1 KrushとK1 KHAOSの違いからK1の仕組みについてまとめてみました。

K1 KrushとKHAOSの違いは？

K1 KrushとKHAOSの違いはコンセプト（概念・企画）です。K1の最高峰であるK1 WGPに出場している国内チャンピオンは、K1 Krushでよい結果を出した人ばかりです。

K1 Krush（クラッシュ）

K1 Krushは2008年11月に初めて試合が開催されました。「KO至上主義のファイターたちが見せる究極の壊し合い」を軸に、年齢・キャリア・実績は一切関係なく拳一つで栄光を手に入れられることがコンセプトとなっています。

男女の試合があり、男子10階級・女子3階級で構成されています。

K1 KHAOS（カオス）

K1 KHAOSは2017年3月に初めて試合が開催されました。「混沌から生まれる実験と創造」というコンセプトがあります。

例えば、ファイトマネーを優勝者だけが総どりするトーナメント、関東VS関西、ジム対抗戦、K1選抜 VS 格闘代理戦争選抜など新しい企画を実験するようなコンセプトとなっています。

（参考）格闘技代理戦争

格闘家のレジェンド（K1なら武尊や皇治）が次世代選手（原石）を推薦、育成する、AbemaTV　格闘チャンネルのドキュメンタリー番組。

立ち技のK1だけでなく、MMA選手の育成もしています。MMAのレジェンドとして故山本“KID”徳郁 や青木真也も参加しています。

K1 KrushとKHAOSの試合は開催されている？

K1と言えばK1世界王者を争う、K1ワールドグランプリが有名ですが、K1 KrushとKHAOSの試合は今でも開催されているのでしょうか？
※2021年9月時点

K1 Krushの試合は開催予定がある？

K1 Krushは主に後楽園ホールで定期的に開催されており、2021年、2022年もほぼ月1ペースで開催が予定されています。

K1 KHAOSの試合は開催予定がある？

K1 KHAOSは2020年9月5日を最後に試合が予定されていません。2017年K1 KHAOSが始まりましたが、K1 Krushよりも大会数は少なく、ピーク時でも年4回ぐらいで、2019年、2020年は2試合のみとなってます。

まだ、KHAOSというカテゴリーは残っているので、このご時世が落ち着いたら試合が再開されるのではないかと思います。

K1の全体的な仕組みやK1王者までのロードマップ

K1は４つのグループに分類されています。

最高峰のK1 ワールドグランプリは、階級別にK1の世界一を決める大会です。

K1 WGP（ワールドグランプリ）

K1で最高峰のK1 ワールドグランプリは、K1の世界一を決める大会です。日本人はK1 Krushで活躍した選手、外国人は国内以外の大会の王者が多く出場しています。

K1 Krush（クラッシュ）

K1 Krushで活躍できるとK1 WGPに出場できるようなイメージです。K1の国内大会ととらえていいと思います。

なので、K1の最高峰の試合であるK1 WGPの王者を目指すなら、まずはK1 Krushでの王者になるのが順当なロードマップです。

K1 KHAOS（カオス）

K1 KHAOSから現役の王者に這い上がってきた選手はあまりみかけませんでした。その中でも女子フライ級の壽美選手は「KHAOS→Krush→K1 WGP」の切符を手に入れています。

K1 アマチュア

K1のプロを目指す登竜門です。K1の底辺を広げる目的がありますので、プロを目指さなくても参加できます。現役K1 WGPの王者は「K1 アマチュア→K1 Krush→K1 WGP」と這い上がった選手が多くいます。

また、K1アマチュアでは、K1甲子園（高校生）、K1カレッジ（大学生）の大会があります。

まとめ

K1 KrushとKHAOSの違いはK1 KrushがK1の国内No1を決める試合で、K1 WGPに出場しているチャンピオンはK1 Krushの王者になっている選手が多くいます。

K1 KHAOSは少し変わった企画の試合をしています。K1 アマチュアからK1 KHAOSに出場している選手の中に、K1 WGPまで出場できた選手は少ない感じでした。

正直、K1は初期の頃（1990年代）によく観ていましたが、その後MMAに興味を持ち出し、あまり観なくなりました。なので、K1 Krushの存在も正直知りませんでした（笑）

今回、色々調べてみて、K1アマチュアの頃から活躍している選手に注目すると、K1がより一層楽しくなる気がします。

立ち技が好きな方は、K1 Krush（クラッシュ）、K1 KHAOS（カオス）、K1 アマチュアの選手に注目すると面白いと思います。