大型バイク(二輪)の課題のひとつである一本橋のコツは何なのでしょうか?
あなたも一本橋は苦手だったりしませんか?
私も、一本橋はあまり得意な方ではありませんでした。
しかし、ある方法で一本橋の精神的負担が減り、無事卒検に合格。
この記事では、一本橋で一番大切なコツや必要なタイム(時間)、卒検でどのぐらい減点されるかについてまとめてみました。
この記事の内容
大型バイク(二輪)で一本橋コツや時間や減点は?卒検で一番大切なことは?
大型バイクの一本橋は、幅30cmの板状の上を既定の時間以上で通過しないと卒検で減点されます。
かなりゆっくりなスピードで通過する必要があるんですね。
私も、一本橋は苦手な方だったのですが、たった一つの方法で一本橋の精神的負担が激減し、橋から落ちることがほぼなくなりました。
大型バイクの一本橋は何秒以上で渡ればいい?
大型バイクの一本橋は10秒以上で通過しないと卒検で減点対象となります。
教習中に白線の上で練習しているときは、4km/hか5km/hで進んで下さいと言われていました。
この速度ってかなりゆっくりです。
最初はまったく無理でした。
大型バイクの一本橋は卒検で何点減点される?
大型バイクの一本橋の規定タイムは10秒以上なのですが、仮に10秒を下回った場合の減点は1秒につき5点です。
9秒台だったら5点減点。8秒台だったら10点減点ということですね。
しかし、橋を落ちたら一発で検定不合格になります。
よって、橋から落ちないことを意識して練習しないといけないんですね。
一本橋のタイムを出すために教習で教えられた内容
私が一本橋の教習で教えてもらった内容は下記のとおりです。
- ハンドルを小刻みに動かす
- 後輪ブレーキと半クラッチ
- 目線を上げる(遠くを見る)
- ニーグリップ
それではもう少し詳しく説明しますね!
ハンドルを小刻みに動かす
私の場合は体を傾けてバランスとっていたのですが、ハンドルを左右に小刻みに動かして、バランスをとって下さいと教わりました。
しかし、長年小型バイクで通勤していた癖はなかなか抜けず、まずはハンドルを小刻みに動かす癖をつけるのに苦労しました。
もし、原付・原付2種・中型バイク等を持っているのであれば、空き地などでハンドルを小刻みに動かして、ゆっくり走る練習をすることをおすすめします。
半クラッチと後輪ブレーキとアクセル
一本橋はかなりゆっくりな速度で通過する必要があるため半クラッチは必須です。それはまず教わると思います。
そして、それ以外の速度調整は後輪ブレーキです。フロントブレーキは使いません。
後輪ブレーキのかけ具合が難しいところでしたね。一気にかけるとバランス失いますし。
理想はアクセル空け気味で、クラッチと後輪ブレーキで速度調整するとふらつきにくくなるようです。
日頃クラッチ付のバイクにのってないと、アクセル、クラッチ、ブレーキをうまくコントロールするのはちょっと難しかったです。
ましてや、教習車のNC750は2気筒で低速トルクがあるので、少しアクセルを開けるだけでも、ぐっと前に進みますからね。
目線を上げる(遠くを見る)
橋の上は幅30cmなのでどうしても目線が下がってしまうんですよね。
このくせもなかなか抜けず苦労しました。
遠くを見るといっても、橋の遠くをみるといったイメージでしょうか。
ただ、橋に乗る時は乗ることに集中して、あまり遠くをみなくていいと思います。
遠くを見るというより、目線が真下だとバランスを失いやすくなるというふうにとらえた方がいいと思います。
個人差があると思いますので、自分がベストな目線の位置を模索すればいいと思いますよ。
ニーグリップ
ニーグリップは膝をタンクに押し当てることです。ニーグリップをすると人馬一体となり車体が安定します。
しかしこれも最初は苦労しました。
どうしても橋に乗る時にバランスを失い、身体でバランスをとろうとして、膝が開いてしまうんですよね。
自然に膝が開いてバランスをとろうとするので、やっかいでした。
そこで、次に説明する「一本橋で落ちにくくなったたった一つの方法」が有効になってきます。
一本橋で落ちにくくなったたった一つの方法とは?
最初は一本橋で落ちることも多々あり、タイム以前の問題でした。しかし、一本橋で落ちたら卒検停止なので、絶対にさけなければいけません。
そこである対策をして一本橋で落ちることが激減し、タイムに集中できるようになったんです。
その方法とは、橋へは一気に橋に乗り切ること。ある程度スピード上げて橋に乗ることです。
これで、橋にのってすぐに落ちることはなくなり、精神的負担がかなりなくなりました。
橋の入り口って段差があるので、ゆっくりのるといきなりバランス失いますからね。
タイムを出すために橋に乗るときもゆっくり乗っていたのですが、途中から一気に乗るようにしました。
この方法だと、橋にのったら最初はある程度スピードがでているので、アクセルオフでクラッチと後輪ブレーキのみの速度調整に集中できます。
後半からアクセル、クラッチ、後輪ブレーキで速度調整できます。
卒検に向けて大型バイクの一本橋で一番大切なことは?
一本橋は教習を重ねるたびにどんどん上達していきます。
私の場合は9秒台なら問題なく出せるようになり、10秒台、11秒台も少し頑張れば出せるようになりました。
一本橋が苦手な私でも教習を重ねる度に上達していきました。
しかし、卒検の一本橋で一番大切なことは橋から落ちないこと。落ちたら検定中止で不合格ですからね。
そのためには、日頃の教習で橋へは一気にのることを意識して練習しておいた方がいいです。
それから速度調整しても全然間に合いますよ~。
仮に卒検で9秒台でも5点だけの減点ですからね。
まとめ
大型二輪の一本橋が苦手な人はかなり多いと思います。苦労する課題のひとつですね。
橋から落ちる人はよくみかけましたし、橋から落ちてこける人もいました。
逆に、この人一本橋うまいなぁ~って人もいましたね。
普通二輪免許の一本橋は8秒以上なのですが、8秒と10秒では大違いです。
しかし、一番大切なことは橋から落ちないこと。そのためには一気に橋に乗ることです。
橋にある程度のスピードで乗るのは、教習所でも教わりましたし、ネットでも言われていますが、一番効果があった方法です。
私のように一本橋が苦手でも、練習すれば8秒台は楽勝です。教習中は悪くても9秒台でした。
仮に8秒台だったとしても、10点マイナスでまだ20点残っていますからね。