大型二輪免許取得に普通二輪免許ありでかかる費用はどのくらいなのでしょうか?
2021年11月末ぐらいから教習所に通い、2022年に無事大型二輪免許を取得した私の経験談をお話します。
普通二輪免許は18歳の時に取得しましたので、30年以上ぶりの教習所です(年がばれる)
そして、日頃は通勤用小型2輪のクラッチなしバイクにのってる状態で大型二輪に挑みました。
私の場合は、通常よりも少し多く費用が発生したと思います。
追加費用が発生した理由も含め、これから大型二輪免許を取得したいと思っている人の参考になればと思います。
この記事の内容
大型二輪免許取得に普通二輪免許ありでかかる費用
私の経験談(2022年取得)では、教習所に通って大型二輪免許を取得するのに必要な費用は検定代も含め約10万円でした。
恐らくどこも10万ぐらいだと思います。
但し、これはストレートに行った場合であって、追加費用が発生する場合があります。
私の場合はもう少し費用がかかりました(泣)
大型二輪免許取得にかかった追加費用
実際に私が支払った追加費用は下の3つです。
- 補習代
- 検定代
- キャンセル料
それぞれ、もうすこし詳しく説明しますね!
補習代
第一段階から第二段階すすむにあたって、一本橋、スラロームが規定のタイムをコンスタントにクリアできず、補習を受けました。
補習代は1回の教習代と同じで、約5000円弱でした。
一本橋は途中で落ちることがありましたし、大型二輪の規定タイム(10秒以上)をコンスタントにクリアできませんでした。
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スラロームも大型二輪の規定タイム(7秒以内)をコンスタントにクリアできず、補習することになりました。
まぁ、仕方ないですね。それだけの技量しかなかったのですから。
検定代
1回目の卒業検定はかなり寝不足だったのが原因かもしれませんが、日頃はしないしょうもないミスをして一発アウトでした。
ほとんどコースを走ることなく、検定中止です。
かなりショックでした・・・
仕事との都合をつけて検定にいどむ調整がめんどくさくて、ほんと嫌になりました・・・
ただ、ここまで教習を受けて諦めるわけにはいかないというのが勝ってました。
再検定にかかった費用は5000円ちょっとです。
キャンセル料
これはほんとムダ金でしたので、気をつけてもらいたいです。
一度寝坊して、教習に間に合いませんでした。なのでキャンセル料が発生して、合計で約1万ムダ金を使いました。
私が通っていた教習所のキャンセル料は教習代(5000円弱)と同じです。
その日は2時間連続で教習を予約しており、2時間目にも間に合わなかったので、トータル1万弱キャンセル料を払うことになりました・・・
補習代ならバイクにのって練習できるので有意義なお金ですが、キャンセル料はほんと何も意味もなさない出費です。
大型二輪免許取得にむけた教習所選びのポイント
教習所は自宅から近い所を選ぶ人が多いと思います。もしくは、仕事帰り、学校から近いところなど。
ただ、私のように寝坊する可能性があったり、急な用事が入る可能性があるなら、キャンセル料もチェックしておいた方がいいと思います。
「キャンセル料高すぎじゃない?」
と思った私は、他の教習所を調べたら、キャンセル料は1000円程度のところもありましたからね。
※キャンセル料は口頭で確認するのをおすすめします
私が通っていた教習所はどんな理由も受け付けてもらえない感じでした。
その反面、レンタルバイク無料券がもらえたのは、お得感がありました。
なので、教習代が同じ料金なら、何か特典があるような教習所もいいかと思います。
大型二輪免許は取得した方がいい?
私のようなリターンライダーなら特に大型二輪免許は取得した方がいいと思います。
仮に中型バイクでいいやと思っていても。
その理由として2点あるのですが
- バイクに乗る腕は確実に落ちている
- どんなバイクでも乗れる
バイクに乗る腕は確実に落ちている
中型二輪取得は体力も、柔軟性もある18歳の頃に取得したからか、まったく苦労した記憶がなく、おそらくストレートで取得したはずです。
正直どんな教習を受けていたかも覚えていません・・・
そして、当時(1990年前半)は走り屋全盛の頃であり、私も本でライディングを学び、膝すりパッド付のレーシングつなぎを着て頻繁に峠へ出向いていました。
先輩にもついて行けてましたしね(正直ほとんどの先輩より速かった)
ウイリーも少しはできていましたし、ほんとバイクには自信があったんです・・・
しかし、大型二輪の教習初日の1時間だけで筋肉痛になりましたし、かなりオドオドしていました。
エンストやS字、クランクでの接触や脱輪はなかったものの、一本橋、スラロームはダメダメでしたね。
目線、後輪ブレーキ、低速でのハンドル操作などなど、基本的なことができていませんでした。
もし、大型二輪免許を取得せずにそのまま中型二輪にリターンしていたら、基本ができてないまま運転していたと思うとホント恐ろしいです。
どんなバイクでも乗れる
大型二輪免許欲しいなーと思いつつ、面倒くさいなーって気持ちがあったのですが、大型二輪免許(MT)を取得すると、どんなバイクでも乗れるようになります。
もちろん、ハーレーだって。
お金の問題は置いといて・・・
当時(1990年代前半)の中型バイクは、400ccでもレプリカ(今で言うSS)タイプなら59馬力ありましたが、今の中型バイクはかなり馬力が少なくなっています。
そして、4気筒サウンドに慣れている私のようなおっさんは、2気筒サウンドが受け入れられない人も多いと思います。
(しかし2気筒のトルクに惚れて2気筒の大型バイク買いましたが)
そうなると、私のような年代の人は少し物足りなさを感じませんか?
もちろん、乗りこなせる、乗りこなせないは別です。
しかし、バイクって所有感ってものがありますよね?
それは見た目であったり、馬力であったり人それぞれだと思います。
そんな所有感を満たすためにも、大型二輪免許があればきっとあなたの好むバイクが見つかるはずです。
まとめ
教習所で大型二輪免許取得に普通二輪免許ありでかかる費用は、ストレートで約10万位と思っておけばいいと思います。
ただ、課題(S字、クランク、一本橋、スラローム、波状路、急制動など)が上達しなかったら、補修費用がかかります。
そして、落とし穴がキャンセル料。決められた時間までにキャンセル連絡をしないとキャンセル料が発生するので、注意してもらいたいですね。
最後に検定で不合格になると、また検定を受けないといけません。私の教習所では2回目の検定代として5000円ちょっと追加で払いました。
忘れてましたが、顔写真で数百円、最後の免許交付で4000円弱かかります。
私のようなリターンライダーが中型バイクに乗る予定であっても、大型に乗れる技量があればより安全にバイクに乗れると思います。
なので、しばらくバイクに乗ってないのであれば、中型でもいいかなーと思っていても、大型二輪免許取得をおすすめします。
ちなみに、私が検定合格した日は、大型は7人受けて一人だけ不合格(スラロームでパイロン接触)でした。
自信がなくても、教習所に通えばバイクに乗る技量は確実に向上しますので、ほとんどの方が免許取得できるはずです。