スーパーGT レース

スーパーGTのレーサーになるには?

2021年9月6日

レーシングドライバーになるには?

スーパーGTのレーサーになるにはどうしたらいいのでしょうか?

ここではスーパーGTのレーサーが過去どんな経歴があるのかなどを、いくつかピックアップしてみたいと思います。

スーパーGTのレーサーになるには?

スーパーGTのレーサーはいろんな経歴の方がいます。そんな彼らにはどんな経歴があるのか。

これからスーパーGTのレーサーを目指したいなら参考にしてみて下さい。

元F1レーサーの人

スーパーGTのカーレーサーには元F1レーサーの方もいます。

F1はカーレースの最高峰といわれるレースです。なので、F1レーサーはF1パイロットともいわれます。

ちなみに、トップのF1パイロットの年棒は50億円以上とかなり高給取りなんです!

そして、スーパーGTは日本国内のサーキット場を転々としてレースをおこないます。
※年1回海外でレースすることもあり

対してF1は、世界各国にあるサーキット場でレースを行います。そんなF1経験者が実はスーパーGTにも参戦してるんですよね。

とは言え、元F1レーサーの方が必ず優勝するとは限りません。

そもそもスーパーGTのレーサーは二人組(片方はF1出身ではない)ですし、レーシングマシンのセットアップ、シーズンで強い車種なども毎年変わってくるんですよね。

とはいえ、元F1レーサーは注目したレーサーの一人ですよ。

英才教育を受けたレーサー

レーシングドライバーは幼少期からカートに乗っていた人が多いです。

カートと言っても遊園地にあるようなゴーカートではなく、スピードがでるゴーカートのようなものです。

カートは動きがシビアなので、急ブレーキ、急ハンドルを切ったりしたら、すぐにスピンしますよ。

そして、カートのブレーキは左足でコントロールするので、レーシングドライバーは左足でブレーキをする人が多いです。

普通に運転免許をとったら、ブレーキは右足でするように教えられますよね?

レーシングドライバーは左足でブレーキをするのが普通なんです。なので、わずかな車体のコントロールを瞬時にできます。

車のコントロールはハンドルだけではなく、アクセル、ブレーキも併用して行うからです。

車の技を競う競技とかで優勝した人

車の後輪を滑らせコーナーを次々とクリアしていく車の競技があります。いわゆるドリフトってやつです。
※一般車道では絶対にしないで下さい

レーシングドライバーは車の後輪が滑っても、うまくコントロールするのは当たり前にやっています。

ドリフトが自由自在にできるドライバーが、そのままスーパーGTのレーサーになることもあります。

その世界でのカリスマドライバー(土屋圭市)はレーサーを引退しましたが、今はアドバイザーみたいな感じでスーパーGTのチームに携わっています。

このカリスマドライバーはテレビ出演とかもしていましたよ。そして、車関係のDVDには今でも頻繁に出演しています。

ドリフト出身のGTレーサーはGT300クラスに2人いて今でも活躍しています。

余談ですが、GT300クラスの二人はカリスマドライバーの土屋圭市氏と親交もあるため、車関係のDVDとかに共演することが多いです。

レースの世界でも、こういった人間関係的なものは必ずありますね。

(余談)スーパーフォーミュラのレーサー

スーパーGTのレーサーはスーパーフォーミュラと掛け持ちして出場している人も多いです。

スーパーフォーミュラは国内のF1といった感じで、国内でも選ばれた人しか出場することができません。

もちろん、スーパーGTもレーサー志望の限られた人しかレースに参加できませんが。

スーパーフォーミュラと掛け持ちでスーパーGTのレースに出ている方は、ほぼGT500のマシンに乗っています。

まとめ

トップレーサーは小さい頃からカートに乗り、英才教育を受けた方が多いのは事実です。

F1で音速の貴公子と言われてた天才ドライバーアイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハー、ルイス・ハミルトンも小さい頃からカートに乗っていました。

しかし、そんな教育は受けていなくても、ドリフト競技で優勝してスーパーGTのレーサーになって何年も活躍しているドライバーもいます。

またメーカー系のレーシングスクールではカート経験とかなくても、22歳までなら入校できるところもあります。

そして、なんとeスポーツ出身者がレーサーになっている時代にもなってきています。

狭き門とはなりますが、レーシングドライバーになりたいなら、目指す手段は一昔前より広がっていますよ。

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